ME/CFS患者の脳脊髄液中のサイトカインの異常は、免疫系の疲弊と中枢神経系の異常を示唆

http://emerge.org.au/cerebrospinal-fluid-study-shows-immune-differences-in-mecfs/

 

コロンビア大学の研究で、ME/CFS患者、多発性硬化症患者と健康な被験者の脳脊髄液を調べたところ、

 

ME/CFS患者で51種類のサイトカインのうち、23種類のサイトカインのレベルに変化がみられる(主に低下している)ことがわかり、このことが免疫系の疲弊を示していることがわかった。

 

この結果は、先日発表された同大学の研究結果と一致している。


CFS発病して最初の3年間は、高レベルの免疫反応が起こり、サイトカインが上昇するが、3年後以降は、免疫が疲弊状態になり、サイトカインが低下するというもの。

 

サイトカインの変化は、多発性硬化症患者と同程度の異常を示しており、中枢神経系の異常を示唆するとのことだ。